こんにちは。
今回の作品紹介は
1/32 ハセガワ 四式戦闘機 疾風 第57振武隊
欲しかった部隊デカールが手に入ったので製作してみました。
この四式戦闘機、『疾風』は二千馬力級エンジンを搭載した高性能戦闘機ですね。
個人的にはかなり好きな戦闘機です。
今回の部隊は第57振部隊陸軍特別攻撃隊です。
派手なマーキングですが、胴体を貫く赤と白のストライプ塗装は、
以前は1本のラインだと思われていましたが、カウル部分が矢印になっているということが89年に発売された「世界の傑作機」本で初めて明らかになりました。
追加工作について
- 機体全面にリベット打ちを追加しました。(中島敬はリベットが多いですね。図面を参考にしてびっしり打っております。)
- エッチングパーツ(シートベルト)の追加をしました。
- エンジンのプラグコードの追加をしました。
- アンテナ線、アース線(アース線とは、右側の水平尾翼から出ている線です。)の追加をしました。
- キャノピーは固定せず、開閉自由にしてあります。
- 尾輪の開閉扉のリンク棒を追加しました。
- ブレーキパイプの追加をしました。
- マフラーの穴空加工してあります。
- マーキング(部隊マーク、国籍マーク)は塗装にて仕上げてあります。
- 照準器のガラス部分を薄いフィルムへ交換しました。
塗装について
今回の塗装は通常の濃緑色ではなく、振武体の塗装は濃緑黒色と呼ばれる黒味が強い緑色です。
この色も資料を基に調合して色を作りました。
また、尾翼のストライプや国籍マークや必沈と21機番など塗装でしあげてあります。
この振武体は特攻機のため、中古の疾風を使用しており塗装の剥離がありますので、その辺も再現してあります。
いつも以上に塗装に手間がかかりましたが、素晴らしい作品になりました。
また製作できる機会があればしたい作品の一つですね。