プロモデラーRealModel(リアルモデル)がこだわる模型製作ブログ

Real Model(リアルモデル)は、飛行機模型製作及び完成品(大戦機や現用ジェット機)の販売サイトです。依頼制作や完成品についてはお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡くださいませ。

リアルモデル

 私は20年以上油絵を描いています、また模型製作も昔から好きで、油絵と交互に楽しんでいました。

 昔から飛行機模型雑誌もよく見ており、キレイに塗装された作品をみる度に「おもちゃっぽいなぁ」といつも思っていました。

  私も模型作りを始めた当初は雑誌のように製作をしていましたし、満足もしていました。

 ですが、完成品を飾って眺めているうちに物足りなさも感じるようになり、

「もっと本物みたいにリアルに表現出来ないものか?」と思い、

模型雑誌や色々な模型店に足を運び参考にしようと思ったのですが、求めているような表現をしている完成品というものに出会いませんでした。

しばらくの間どうしたらよいのかわからない状態でした。

  ある時、普段と変わらず油絵を描いていたのですが、「模型に油絵的な色の表現を取り入れたらどうなるだろう」と思い、取り入れてみた所、実物写真で見かけるような雰囲気の作品に近づきましたが、これではただ自分の自己満足だけで終わってしまうと思いさらに精進しました。

  まずは、自分のレベルを知るためにも思い切って、

1年に一度開催されていた模型メーカーのハセガワ主催、飛行機模型の全国大会「JMC」に、出品して見ました。

まさかの1度目から見事に入賞しました。

 それから5年間出品し続け毎年入賞をさせて頂きました。

 発表は東京と大阪で行われるので、自宅から近い大阪へ足を運んでいました。

その時に審査員の方と直接お話できる機会がございまして、審査員の方からも「この塗装レベルは素晴らしい」と高評価でした。その評価が毎年入賞という事に繋がったようです。

また、近県のお客様は製作依頼で直接完成品を自宅まで引取りに来てくださるお客様もおられるのですが、感動していただける事も多いです。

 この「リアル感」というにこだわる姿勢が皆様から評価されたものだと思います。

  リアルモデルの製作で目指すところは一見して「うわぁリアルだなぁ!!」と皆さんにワクワク感を感じて頂ける事を目標としてきております。やはりワクワク感がある作品は飾っていても飽きません。

(芸術品なので個人差があり中々難しいことではありますが。)長年製作してきて、あまり細かいところを作り込んでもリアルになるというよりは精密になってしまいます。ですので、当方の目指すところは、先ほども言った通り一見して「カッコイイ!」や「おぉリアルだなぁ!」っという雰囲気な部分を目指しています。

つまり、何にこだわり何に妥協するかということです。


JMC(ハセガワ主催)において数々の賞を受賞し、その実績は以下の通りです。

JMC大会

・第11回大会(2001)1/48 疾風 特別賞。

・第12回大会(2002)1/48 F-14トムキャット マスターズ賞。

・第13回大会(2003)1/32フォッケウルフA-5 特別賞。

・第14回大会(2004)1/32フォッケウルフA-8 努力賞。

・第15回大会(2005)1/48F-15DJ マスターズ賞。

 マスターズ賞を2回受賞しましたので、マスターズクラスに昇格しました。

・第16回大会(2006)病気のため(生死を彷徨いました。)

 出品できませんでした。

 五年連続という快挙を遂げましたがここでストップしました。

・第17回大会(2007)病気が引き続き、製作できませんでした。

・第18回大会(2008)プロとなって、大会へ参加しなくなくりました。

造形村SWS主催コンテスト

・第1回造形村 震電コンテスト(2010)フルリベット震電入賞。

・第2回造形村 Ta 152&ケッテンコン(2011)総合優勝

 Ta152ディティールアップ部門:【Ta 152,ケッテンクラート】。

・第3回造形村 スカイレーダーコンテスト(2012)ディティールアップ部門優勝。

・第1回スケールモデルフロンティア(2012) 自衛隊部門 優勝

その他の大会等

・ホビージャパン主催の2003年3月号、全国ショップ対抗模型コンテストのスケール部門で出品19位。

・地元の模型店のコンテストでは、金賞を9回。

ヤフオクへの出品や以来制作など15年経過、現在も活躍中


その他注意事項

※継ぎ目消しや、すじ彫りの彫りなおし、スミイレは、当たり前の事としてやっていたため、基本的には追加工作に記載していない場合があります。

※リベットとフルリベットの定義とは※

当方のフルリベットとは、飛行機の三面図を見て省略をすることなく精密にリベットをうっている事をフルリベットとしています。

飛行機によっては三面図のリベット図のない飛行機があります。そのような飛行機の場合はこちらで、リベットを打ってあるであろうラインを想定して打っています。

そのことをリベットうちと定義しています。ですので、省略などは一切していません。(まぁ、いろんな図面が出回っているため図面によってリベットラインが違っていたりする場合もあります。ただ、第2次大戦機の場合は60年以上前のことなので、実機が残っていない機体もあり、どれが事実なのかははっきりしませんが・・(笑)

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