こんにちは。
今回の作品紹介は、モーターライズ化を施した1/48 流星改を紹介したいと思います。
まず流星改についてですが、大戦末期に登場しました。97艦攻や彗星の後継機として、愛知航空機が開発しました。
(現在の日産自動車系自動車部品メーカー愛知機械工業の前身ですね。)
しかし、既に搭載する空母がなく、陸上からの運用となりました。
この攻撃機は急降下性能等に優れ、当時としては世界のトップレベルの性能を持っていましたが、既に熟練搭乗員の大多数を失い能力を十分に発揮することができませんでした。
そのため、特別目立った活躍もなく終戦を向かえました。
日本機としては、珍しいガルウイングを備えた流星改ですが、胴体の真ん中から翼が出る中翼機でありましたが、直線翼だと車輪が長すぎてしまうためこのような珍しい形状の翼になりました。
結局111機しか作られなかった幻の名機となりました。
追加工作について
今回の作品もリベット打ちを省略せずに丹念に打ってあります。
写真でも確認できますが、裏面もキッチリ打ってますよー
相変わらず、打ちすぎて手がダルだるいです。(◞‸◟ㆀ)
今回の工作で1番苦労したのは、モーターライズ化(プロペラ回転ギミック)です。
通常、モーターライズ化をすると充電線などが機体から出てしまうのですが、これが外見を崩してしまいます。
外見を損なわないように、充電電池と特殊な「マイクロモーター」を使用しました。
これにより、モーターを機体内部へ内蔵し、回転ギミックのON/OFFもスイッチを機体裏面にして、外見を損なわずに制作しました。
もちろん、プロペラ回転のブレもありません(՞ټ՞☝
塗装に関しては、退色感とウェザリングを意識しながら塗装しました!
今回は、プロペラ回転ギミックのモータライズ化をした作品でした。
文章では伝わらないかもしれないのですが、
むっちゃ難しい
です。
購入していただいた方は大変喜んでいただける作品になったと思います。